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2026年10月23日金曜日

2026年10月23日、ついに「学校に着ていく服」の考え方が公開!

 

浜松市教育委員会の「学校に着ていく服」のあり方検討委員会のウェブサイトに、ついについに「学校に着ていく服」の考え方が公開されました。おめでとう!みんな!

大人も勉強していくわけだから、現実はまだまだ厳しいみちのりだけれども、ともかく、文章にはなりました。

今日はともかく、「はじめに」を感慨深く読んで報告いたします。

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 1.はじめに

 子供には、誰からも差別されず幸福を追求し生きる権利、そして自分の意見を社会に表明し、それを尊重される権利があります。
 浜松市教育委員会では、2023年6月に「浜松市立中学校における制服のあり方検討委員会」を立ち上げました。そして、制服について議論するなかで、既存の制服にはルールの強制や多様性を認めないなどの人権課題が存在する、ということが確認されました。
 具体的には、暑かったり寒かったりする時に自分の感覚に合わせて服を脱いだり着たりするなど調整がしづらいこと、外国にルーツを持つ生徒がその国や民族に基づくアイデンティティを大切にした服を着て生活しづらいこと、トランスジェンダーの生徒(出生時に割り当てられた性別と性自認や生活している性別が違う生徒)が性自認に基づいた服を着られないこと、肌が弱かったり過敏だったりする生徒が自分が痛くない痒くない素材やデザインの服を着られないことなどです。
 自分が着る服を自分自身で選択することは、全ての子供の権利です。子供の成長を支える周りの大人たちは、全ての子供が自分が着る服を自分で選ぶことができるよう支援するとともに、その選択を最大限尊重しなければなりません。
 こうした議論を踏まえ、この課題を制服という狭い枠で考えるのではなく、『学校に着ていく服』という新たな定義を設定し、人権を土台として服装の選択肢を広げることとしました。そして、各学校の『学校に着ていく服』の運用方針を生徒自身が考え、それを教職員、保護者、地域、事業者、教育委員会が一体となって支援していくことが大切であるという結論に至り、検討委員会の名称を「『学校に着ていく服』のあり方検討委員会」へと変更しました。
 生徒自身が人権や多様性を尊重されながら、学校という場での時間や場面に応じた服装について考え議論することは、これから社会に出ていく生徒たちにとって必要な経験であり、主体性を育むことにもつながると考えます。
 『学校に着ていく服』を選択することは、子供の権利です。児童生徒に関わる全ての人たちが「『学校に着ていく服』の考え方」を正しく理解し、一人一人の主体的な選択を支えることを目指します。


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2026年10月6日火曜日

9/29「学校に着ていく服」の考え方が教育長より報告されて


9月29日、教育委員会で「学校に着ていく服」の考え方が教育長から報告されたという報道発表が翌30日の静岡新聞に載りました。学校に着ていく服を選ぶことは子どもの権利である、という考え方がやっと教育長の口から公式に日の目をみた形です。

とはいえ、教育長が報道陣を前に「みなさん!全国に先駆けて浜松市オリジナルの『学校に着ていく服』の考え方がまとまりました!ドヤ!」と記者会見があってもおかしくない内容なので、もっと注目してほしかった・・(泣)。他の報道陣のみなさん、ぜひいまからでも遅くないので検討委員会事務局に取材してほしい🙏🙏

ところで、静岡新聞でも教育委員会のホームページでも、今回まとまった『学校に着ていく服』の考え方が公開されていないので、記者会見のかわりといってはナンですが、すすめ団が9月に練った文章をここにのせておくことにします。

『学校に着ていく服』を考えることで、だれでも差別なく大事にされるという子どもの人権がまもられてほしい、という願いをこめて書きました。誰かにシェアしてくれたら嬉しいです。

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「許可」ではなく、それぞれ生徒が自分で選び、

安心できる『学校に着ていく服』へ


同じ服を着て登校し、ひとつの教室で同じ服を着て共に学んでいる中学生たちは、一見、「秩序ある中学生」の姿に見えます。

しかしその服の下には、多様な個性があり、多様な性自認、多様な知覚、多様な国の文化や宗教があります。

2023年に浜松市教育委員会が行った浜松市内の児童生徒とその保護者約4万人を対象にしたアンケート調査では、少数ながらも、男女別制服が自認する性とは異なるため生きづらさを感じている生徒や、感覚過敏の児童や皮膚疾患のある児童、スカートでの自転車登校に危険を感じている生徒、宗教の関係で短いスカートがはけない生徒など、苦しさを訴えた声がじっさいに綴られていました。

彼らにとって、制服を着用することが自分らしさを奪ったり、安心して通学できない要因のひとつになっていたのです。

これまでの生徒指導ではこれらの訴えが出された場合には「特別な配慮」として別の服装(異装)をすることが「許可」されてきました。

しかし、生徒本人にとってみれば、もともと持っていた個人の特性が、制服に合致したか否かという違いだけで、仲間とは異なる「特別な配慮」を余儀なくされるのが実情です。さらにしかもその「配慮」を受けるために、事情を教員へ「話さなければならない(場合によってはカミングアウト)」という、心理的負担まで背負うことになります。これは中学校進学というスタートラインの段階で仲間との「差」が生じる事態で、生徒個人ではどうにも埋めることができない厳しいものでした。


このたび発表された「全ての生徒が安心できる『学校に着ていく服』の実現」という理念や目指す方向性は、こうした生徒たちが本来背負う必要のない心理的負担をなくし、「特別な配慮」なしに「すべての生徒が安心できる」服を自ら選ぶことができる学校を実現するために、検討委員会で一言一句、慎重に話し合われてまとめたものです。


多様な個性、多様な性自認、多様な知覚、多様な国の文化や宗教をそれぞれ「特別な現れ」として受け止めるのではなく、本来生徒は多様で違って当たり前という認識にたって、生徒が主体的に選べる「学校に着ていく服」を実現できるよう、ともに考え、伝えていきます。


2026年9月30日

ミライ制服すすめ団

2025年11月28日金曜日

今年度初の「第7回学校に着ていく服検討委員会」リポートをお届け!・後編

 ◆前後編ざっくり言うと?

独断と偏見の議論ポイント!

・「学校に着ていく服」を検討するためのガイドライン案と検討段階をしめした「ロードマップ」案について、どういう風に使うか確かめたうえで、話しあった

・生徒や保護者・地域の人への意見を聞くことについて話し合った

・小学校では人権教育が浸透しているが、中学に引き継がれていない懸念について話された

・ガイドラインはいきなり最終版にせず、「初版」をまず出して柔軟に運用する


では後編いきましょう!まずは今後のタイトなスケジュールが示されました。



◆意見聴取って?

今回の資料では、これまでの議論をまとめて「こういう方向性で『学校に着ていく服』の議論が進んでいる」ということを生徒や保護者、団体に伝えて、意見聴取をするということがスケジュールに加えられました。

具体的には「学校に来ていく服をじぶんたちで決め

るけどどう思う?とどうなっててほしい?」「自分

で決めるならどうだったらいいですか?」などの

質問になりそうだとのこと。


そこですすめ団からは、意見聴取の結果の公開が

そのあと全然ちがったらどうなんだろう?とか、

6万人のアンケートの公開を何度もお願いしている

けれど、関心がすごくあるのに未だ公開されて

いないほうが問題と話しました。


「やっと聞いてもらった」という熱い思いを受け

とめて今まで議論してきたけれど、生徒にも読み

やすい「検討委員会だより」もずっと止まったままで、

「自分たちの意見はどうなった」となってはい

ないだろうか、つまり「意見が尊重されていない」

と捉えられてしまうことはずっと懸念しているわけです。


他の委員からも、意見聴取についてこんな意見が出ました。

・子どもの権利がべースにあること、狭義の制服ではな

いことの大人の理解を促進していくこと、報告と丁寧な

説明を話題にすべき。自分のことを自分で決められると

いうところからスタート。

・意見徴収の前に一回会議が必要だし、最終版の確認も必要

・子どもにわかりやすい表現が必要

・人権を考え直すきっかけにはなると思うが、制服変えますよ

といっても、導入するときにはいないし、難しい問題。

こうなるんだ、と受け身になってしまう。

・ニーズがあるならプロセスを踏んで生徒会で考えてはかって

検討したらどうなの?と話している。生徒会で話してもらえばいい。

こどもたちがいい形ですすんでいくといいなと思う。

・決めたことが表にでるまでにスパンがある。こどもたちにとって

経験してもらいたいのはそこ。僕たちが作った平和だから生きて

いるわけではないように、社会は生きている世代ではない、

次の世代のためになにかしてくれる。前の世代がつくる。

・「最終盤の作成」ではなく、当初版公表みたいにしたらいい。

・初版かもしれないけどガイドラインが確定して、

一回ですべてがきまって動いていくことはたぶんない。

長い間試行錯誤があっていろんな問題が出てくると思う。

試行錯誤しながら動いていくものだと思う。

将来的にもガイドラインが柔軟に運用されて、

生徒が主体的に考えられるようになればいい。


◆子どもたちはすでにわかっている

すすめ団夏目としては、「わかってないのは大人だけ」

と若干キレ気味(反省・・)に意見を伝えました。

公表されていないけどアンケートでは、

小学生のうちに人権について、ジェンダーについて

自分のことばで語っていることに驚いたし、

だからこそ中学に入学した後は反発があり、だんだん

沈静化してしまう経過がわかったのです。

小学校で丁寧に教えた結果ねづいた人権意識が

中学に引き継がれていないだけだ、という話をしました。


◆外国人の立場から

・自分はルールがわからず周りにあわせていった。

外国人としてはもっと認められるといい。

同じようにみてもらいたい気持ちがある。

・ただ、自分が着たい服を着たかった。

スカートがいやだったから。

・ルールがわからないのは、親が学校に来ていく

服の暗黙のルール。授業参観にどんな服

をきていくか、入学式、卒業式と、

日本社会では暗黙のルールが決められている。

外国人は教えてもらわないとわからない。


◆進め方どうする?

・小学校で検討するときに、議論する機会を

積極的に設定していかないと自由に意見が

言えない。制服がそういう機会になる。

・主体が子供だったら、表現が難しすぎる。

・アンケートで多様なことがわかった。

まとめるのは無理。随時わかりやすくしてもらえれば、

携われていることから方向性ができるかなと。

テーマは広がっているけど、もっとキュッとできればと。

・以前の委員会でこどもたちや地域のひとたちへ

の説明として「人権キャラバン」

という話が出たが、それに期待している。

いかにわかりやすい言葉で話せるかが大事。

・(すすめ団夏目が「成長」は避けたいと

した発言に対して)成長は大事なものだ。

ただ、圧力に同調する成長ではなく、

どこまでも主体的に、折り合いをつけていっていく。

社会をつくっていくためにそれが必要。運用周知、

見直しがあればいい。あせらず、あわてず。


最後に、議長のほうから、いま市の方では

「こどもの権利条例」を作っているところだ

という話題がありました。策定段階で

こどもたちへの周知をはかっていくつもりだ

とのこと。

ロードマップやガイドラインの「初版」を今年度末

に作り上げて、見直ししていけばいいという話

があり、委員会は終了しました。


次回は12月12日(金)14時とのこと。

申し込みフォームはまだ公開されていないけど、

直前に公開されるはず。

ぜひみなさん来てみてくださいね!

2025年11月26日水曜日

今年度初の「第7回学校に着ていく服検討委員会」リポートをお届け!・前編

 ◆前後編ざっくり言うと?

独断と偏見の議論ポイント!

・「学校に着ていく服」を検討するためのガイドライン案と検討段階をしめした「ロードマップ」案について、どういう風に使うか確かめたうえで、話しあった

・生徒や保護者・地域の人への意見を聞くことについて話し合った

・小学校では人権教育が浸透しているが、中学に引き継がれていない懸念について話された

・ガイドラインはいきなり最終版にせず、「初版」をまず出して柔軟に運用する





今年度は検討委員会の設置を決めた教育長が交代したり、議論のけん引役の教育部長や総務課長はじめ、メンバーの3分の1が入れ替わったので、方向性が変わったらどうしよう・・と心配していましたが、杞憂でした。


委員会は新しく委員になった方に向けて、前回の委員会で「憲法の前文のよう」と場が盛り上がった「理念」の成り立ちについて事務局が説明してくれるところからスタートしたので、ほっとしました。


そして、今回検討する「ロードマップ」は「学校に着ていく服」を実現するための工程を「見える化」するもので、「ガイドライン」は各学校で検討する際の指針になるようなものという説明があり、ロードマップ案とガイドラインの方向性について資料1,2をもとに議論がはじまりました。


◆目指す方向性について(資料1)

理念は前回全員一致で決まっていましたが、方向性についてはまだ議論されていなかったので意見がそれぞれの団体から出てきました。


・生徒主体、というけれど、生徒会のような代表の意見だけでなく、はじかれているこどもも意見をつたえられる方法が必要

・「制服を含めて」と「制服」が入ってくるのはおかしい

・校長が責任をもって権利を担保

・大本の校則を問い直すことも意味している

・認め合うというきれいなことば、にひっかかる。

・「認め合う」をいれなくても、ここにでていることをやったら認め合うことが実現していく、ということなのではないか

・大人たちが連携するのではなく、大人たちが子どもの人権についてよく学び、支援すると変更すべき

・「生徒」ではなく「全ての生徒」という言い換え必要


すすめ団夏目からは

・理念、方向性、「学校に着ていく服」、ロードマップ、ガイドラインの位置づけを説明したものが必要だと思う。

・「方針」ってなんだろう。

・「学校に着ていく服」の概念図(以前の委員会で提示)と共に提示しないとイメージしづらい。

・アンケートでも多くの意見があった「機能性」「経済性」についても方向性に加えるべき。

・多様性ということばでは多様な国のひとたちを排除しないという意図が表現できる

・教育現場では「成長」を期待されるが、どんなこどもでも、成長しなくても、存在することが尊重されるべきなので、「成長」という言葉は避けたい。

などと意見を伝えたような気がします(自分が話している時はメモがない・・)。



◆ロードマップ案について

ロードマップ案には生徒、教職員、保護者、地域、

教育委員会それぞれの立場で「準備」「検討」「導入・見直し」

の各段階で想定される取り組みが記されていました。


それに対して委員からは


・男性用、女性用として制服が販売されているのが

現状で問題がある。業者にどう伝えていくかがロード

マップから抜けている

・「理解」はできないものなので、「受け止める」

ということだと思う。「人権」「多様性」は必要。

選択が尊重されることが大事。

・ロードマップはスケジュールのこと?ロードマップでは

最低2年ぐらいのがあると話しやすい

・検討することにどれだけの強制力があるのか

・ロードマップなのかガイドラインなのかはっきりしない


と、ここでガイドラインとロードマップの位置づけがあやふやに

なってきたので、事務局から「資料2のガイドラインは「検討の

ガイドライン」。学校に来ていく服構成案1〜3は検討委員会で

話されてきた検討の必要性をしめしたところ。構成案4〜7は

ロードマップ的なもの。」と改めて整理がありました。





2025年8月30日土曜日

静岡新聞「賛否万論」

8月29日の静岡新聞「賛否万論」に、小学校の卒業式で袴を着ることの是非について、団長の夏目の意見が載りました!
有料記事だからみんな見られないと思いますが、紙面のほうは一面つかった大きな記事でした。
見た目で判断しないこと、衣服もこどもの表現のひとつで受け止めて話し合ったらどうか、決まりをつくるのは簡単だけど、意見表明をこどもの権利として受け止めるのは、大人にとっても初挑戦だということなど話しました。
機会があれば見てみてくださいね。

小学校卒業式の服装 基準は必要?② 関係者インタビュー【賛否万論】|静岡新聞DIGITAL 静岡県のニュース https://share.google/CvGnFzs9JSDKAPa09


2025年8月20日水曜日

いますぐ!第7回浜松市「学校に来ていく服」検討委員会傍聴申し込み!

 


9月1日(月)の第7回検討委員会の傍聴申し込みが今日でたのだけど、締め切りまであと3日しかありません・・・(泣)。てぃーんずのみんな、昔のてぃーんずのみなさん、てぃーんずの親、往年のてぃーんずのみなさん、いますぐ傍聴申し込みしてね。予定調整とかすると忘れれるから。

==開催日程====

令和7年9月1日(月曜日)14時から15時30分まで

浜松市教育委員会教育委員会室

(中央区中央一丁目2番1号イーステージ浜松オフィス棟6階)

傍聴希望の方はこちらからお申し込みください⇒【傍聴希望申込フォーム】

8月25日(月曜日)受付締め切り


【協議】「学校に着ていく服」の実現に向けたロードマップ(案)について

【協議】(仮称)「『学校に着ていく服』の検討ガイドライン」の方向性について



浜松市立中学校における『学校に着ていく服』のあり方検討委員会

傍聴申し込みフォーム

2025年3月4日火曜日

こんな理念はみたことない!




即シェア!
今日の午後ひらかれた「学校に着ていく服」のあり方検討委員会の資料をシェアします!!

制服をどうするとか、統一服にするとか、そういう具体的な議論をひとまずおいておいて、なぜ検討するのか、誰のためなのか、と骨太の議論をずーーーーっっっと丁寧にしてきてからの、この会議資料。

「理念」がついに決まりました🎉

こんなに生徒の人権をを理念として掲げた「検討委員会」は、全国のどこの制服ニュースでもみたことありますか?学校単位で行う制服改革を教育委員会が「理念と方向性」でまとめて運用していく、という仕組みも画期的。これは「はままつ方式」として誇っていいと思います❗

こどものことを大事に思っているのは、先生だって親だって地域のひとだって、みんな同じ。だからこそ、「社会で困らないように」と規律を守ることや世間の目、身だしなみを伝えてきたと思うのです。

でも、「こどもは守られるだけの存在ではなく、一人の主体としての人間である」という1989年のこどもの権利条約を日本が批准してから30年あまりもたってやっと、日本でも条約を反映した「こども基本法」ができて、更にやっと、生徒指導のテキストである生徒指導提要にも「こどもの権利」が最初の章に書かれるようになりました。

時代は変わったということ。
大人たちが「こども」とひとくくりにすることから変わらなきゃいけない。一人一人ちがう個人だと。
全体のきまりから外れる生徒を「特別な配慮」で対応するのではなく「そういう子もいるのだ」と大人が学ぶ番だという話も出ました。

そういう意味では「生涯学習」として市民部と協働して各協働センターで取り組むといいという意見もありました。

都立大学の丹野先生が「これは憲法前文のようなものだ」と言っていたけれど、まさにそうだと思いました。この前文をもとに、本文をつむいでいけばいい。

シェア歓迎!

🔴「学校に着ていく服」の理念・目指す方向性(再提案)

🔵理念
全ての生徒が安心できる「学校に着ていく服」の実現

🔵目指す方向性
①「学校に着ていく服」は、制服を含めて、生徒が安心して学校に着ていける
服の選択肢を増やすことを目指す。
②各学校の方針等は、生徒主体で検討し決定する。
③「学校に着ていく服」は、生徒個人が選択するものであり、他の人から強制
されたり阻害されたりしない。
④子供の成長を支える大人たちが連携し、「学校に着ていく服」の検討や
生徒一人一人の選択に寄り添い、支援していく。
⑤「学校に着ていく服」を通して、生徒は自分や他の人の人権が尊重されて
いること、多様性を認め合うことの大切さを実感できる。 

2024年6月21日金曜日

第3回制服のあり方検討委員会(振り返り編)

 


検討委員会のあとは、恒例の、傍聴した方とすすめ団メンバーとの振り返りおしゃべり会。

こんな話がでていました。

・10年は長い!子どもたちがオトナになってしまう。
・いや、やった上での10年。文化が変わるのには10年でも変わるかどうか・・。
・制度を作って終わりではなくて、制度がかわって、だんだん意識が変わっていく。
・学校は内側からは変わりづらい。外からのアプローチがあって変わっていくのでは。
・冠婚葬祭で着られる服っていうことでどうか?
・「揃っている」ということを「いい」としているのではないか。チームとしての一体感や、一糸乱れぬ動きとか、それは良い事だと思われているけれど、そうではないと思う。
・「心理的安全性」ってどうやったらできるんだろう?

そんな話のなかから、中学校の校長先生が学校にどう具体化させていくか・・と発言していたことが話題になり、先生方から意見を聞いてみたいという意見が出てきました。

アンケートを取ったり、「こういう場合はどうしたらいいのか」という具体的なQ&A集のようなものがあったりするといいかもしれない。

例えば「生徒が赤いシャツを着てきたらどう指導するのか?」とか、「超ミニスカートで登校してきたら?」
具体的な事例はいくつでも出てきそうです。
さて、赤いシャツはなぜダメなのでしょうか?合理的な理由は見つかるのでしょうか。

また、先生が生徒指導のときについ使ってしまうNGワードの話もありました。
「あなたのためを思って言っている」「社会に出たとき困る」「受験するときに困る」。
先生方は本当に心から心配してくださって言う言葉なのだとは思いますが、それは合理的に説明できるものなのでしょうか。そんなNGワードがあるということも、知ってもらえたらいいですよね。

今回の検討委員会を経て、だいたいこんな感じだったら子どもたちにとっていいかもね!と話したのはこんな制度です。

――大枠としての「浜松の中学校に着て行ける服」の中に「制服」「私服」「市の服(仮)」があり、どんな服で通うかは自分で選択する。――

ただ、こんなに話をしていても、中学生自身はこの議論に参加していません。
アンケートだけが唯一の彼らの声として私たちが持っているものなので、このような流れになったところで、もう一度アンケートの記述を読みかえしてみようと思いました。

リポートを長々と書きましたが、これで終わりです。
改めて、正しい記録が公式議事録として掲載されるので、ぜひ読んでみてくださいね。
次回もぜひ傍聴におこしください!



第3回制服のあり方検討委員会リポート(後編)


後半は論点として事務局から挙げられた4点が妥当なのかどうか、議論がなされました。

論点1.今の時代における「学校に着ていく服」とは
論点2.なぜ「学校に着ていく服」の検討が必要なのか
論点3.「学校に着ていく服」を検討する上で必要な視点とは何か
論点4.市統一服は必要か

それぞれの論点にこれまでの議論の内容が資料として記載され、今後議論できるように準備されています。ただ、今回は議論の本題というよりは、論点全体についてどう思うかという投げかけが奥家部長からなされました。

鈴木げんさんからは「性自認と記載されているが、人権の話だ」という意見があったり、保護者代表の市P連副会長の方からは「統一服」が論点に入ってしまうと「自由に選べるのに??」という指摘がありました。

それに対して、奥家部長は「論点1~3を詰めていく中で、必要があれば論点4の『市統一服』を扱うつもりだ」と話し、さらに「統一服」という言葉じたいも時代錯誤的なのだが、「これさえ着れば安全」という意味で心理的安全性には寄与するだろうと話しました。

そこで道喜さんが事例として、「北九州スタンダードタイプ」という標準服と制服併用の事例を紹介されました。歴史がある学校ばかりで、しかも浜松市と規模が似ていることから参考になりそうです。また、リユース事業を指定管理で行っているという事例も紹介されていました。興味深いです!

また、夏目からは、この論点1~3は中学校に対する導入の文書の構成として読めるという話をしました。なぜ検討が必要か、どう検討するのかを説明する資料として読めるので、だとすると、3の実行した後の何かもうひと段階「ゴール」のようなものが必要かもしれないと話しました。(ただ、後で考えたら「ゴール」ではなく、「運用」もしくは「評価」だなと思ったので、すごく訂正したい・・)
すると、山本総務課長から「まさにそのつもりで作ったものだ」と回答があり、学校も一緒に議論をしながら考えてほしいという思いを込めているとのことでした。

ほかにも
・ともかく人権のこと、多様性のことを一番に考えてほしい
・標準服は妥当だと思う。脱着可能なアイテムで各学校のアイデンティティを出す
・公正取引についての記述がなくなっているが、検討の際には必要
・72%の学校が業者とのかかわりに悩んでいることの検討が必要

などの意見が出ました。

最後に、「学校に着ていく服」ではなく「学校に着て行ける服」にしようかという話が出て、終了時間に。「着て行ける服」・・、いいな!とその時は思いましたが、あとで考えると「着て行ける服」という響きが「着ることが許される服」という響きに聞こえる可能性もあるので、やはり「着ていく服」とするほうがいいのかなと今は思っています。

論点1~4の検討は積み残したままなので、次回8月30日(金)の第4回検討委員会で議論することになりました。

今回もSNSなどを使って「傍聴に行こう!!!」と方々に呼びかけましたが、平日午後に来られる人がどれだけいるのか!?あまり多くは集まりませんでした。
しかし、今回の浜松市教育委員会の動きは、全国的にみて、すごく、とても、先進的です。子どもが主体であるという、あたりまえのことをすることが、こんなに新しいことなのだと、考えさせられる、まさに「劇場」です。ほんとにみんな来たほうがいいよ!

次回は8月30日(金)14時半~16時です。まだ夏休み中なら、子どもたちにぜひとも来てほしいし、全生徒指導主任に研修として参加してもらいたい!

なお、これまでの検討委員会の議論も相当わくわくします。こちらはすでに議事録や「検討委員会だより」で追うことができるので、酒のつまみでもいいので読んでみてくださいね。

第3回制服のあり方検討委員会リポート(前編)

 


新年度の再スタートを切った検討委員会では、委員のうち小中学校校長2名と、教育支援課長、有識者のうち市P連からの代表が交代していたので、まずはそれぞれの自己紹介・活動紹介をしたあと、本題へ。(なお、このリポートは公式ではありません。正確なものは検討委員会の公式ページに掲載される公式な記録をお待ちください。)

事務局から、検討委員会の視点として「特別な配慮ではなくすべての子どもたちの視点」とすること、方向性として「学校に着ていく服」定義を議論したり、それをそれぞれの学校で子どもたちが主体的に検討できるようにすること、そして市内統一服の導入が必要なのではないかと思うので検討してもらいたいという投げかけがありました。

議長の奥家学校教育部長が補足として、「学校に着ていく服」という、新しい概念を導入したことの意気込みを語り、これまでの議論では、「制服」といったときに、狭義の「いわゆる制服」と広義の「学校に着ていく服」の2種類の意味をまぜて話してしまっていたから、狭義の意味では「制服」といい、広義の意味をあえて「学校に着ていく服」といい分けることにしたいという話があり、学校に着ていく服の選択肢として、「制服」の選択肢もOK,他の選択もOK,というガイドラインを示していきたいとの話がなされました。

ミライ制服すすめ団の夏目が「学校に着ていく服」は「登下校時の服」なのか「学校で過ごす服」なのか質問したところ、「登下校も、過ごすときも」着る服、と事務局からの回答。それなら以前有識者の道喜さんが指摘された更衣室の整備の問題も関わってきます。すると奥家部長から、中学校ではいま、更衣室を必置にしようとしていて、当然、ジェンダーに配慮したものになるという話がありました。それはすごい!大きな改革です。

その他、委員や有識者たちからの意見として、
・それぞれの学校でどこまで進んでいるか、どこまで進むかチェックできるアクションプラン(10年単位など)に相当するものを作ったらどうか
・着るものを子ども自身が決められる仕組み、そのための指針をだしていくべき
・画一的な制服ではなく、みんな違うことが前提になるから、「考えなくていいから楽」という考えを手放す必要があり、先生も子どもも覚悟が必要だ

などの話がでました。

そんな話をしていたところ、男女共同参画推進協会の道喜さんが、「そんなに考えさせるのは、娘を持つ親としてどうかと思う」と切り出しました。「そこまで子どもに責任を負わせるのはどうなんだろう」と。
それより「心理的安全性」、つまりどんな服を着ていっても非難されないことが大事なのでは、と意見されました。

「心理的安全性」という視点から、「自分の心理的安全性が確保できれば、他の子も認めて行ける」と、話が広がります。
そして、最初から「自分で考える」のを目指すのではなく、統一の服などの「着ていい服」を設定しつつ、何年かかけて統一服をフェイドアウトしていくのはどうか、等の案が出されました。

ここで学校の先生方はどう思うか、中学校校長の代表の先生に話が振られたのですが、中野校長先生は、正直な感想として「自分はどうしても、学校現場でどうなるかを想像してしまう。いま聞いたようなことをどう学校で具体的にしていくのか、と考えてしまう」と答えておられました。これまでの指導とは全く逆のベクトルの話になっているので、想像ができないのも無理ないと思います。現場にも心理的安全性が必要で、そのためにも無理のないガイドラインが必要なのかもしれません。

後半は論点1~4を検討します。(つづく)

2024年6月18日火曜日

第3回制服のあり方検討委員会リポート(資料編)




6月14日(金)14時半~16時は、第3回制服のあり方検討委員会でした。
さて、検討委員会に際して検討委員会事務局から送られてきた資料を見て驚愕しました。
とても、画期的・・!

冒頭の「視点」の案では、以下の文面が。 「制服に対して悩みや不安を抱えている子供への特別な配慮ではなく、市立中学校に通う全ての子供たちの視点とする。」

これは委員の鈴木げんさんが、前回までの委員会で何度も何度も口をすっぱくして伝えていた留意点でした。
自分が「配慮される対象」になることは、当たり前に堂々と誇りをもって生きることが難しい。人権が脅かされる状態です。だからげんさんが「配慮」はやめよう、と何度も言ってきたわけで、それが文面に載ってきていました。文科省の「生徒指導提要」内での表現ですら「配慮」となっているのに、「特別な配慮でなく」と踏み込んだ表現であるということは、これは文科省に「モノ申す」レベルの覚悟を感じます。

さらに、次の「方向性」案にも、これまでに全国のどの制服ニュースでも聞いたことがない表現が使われていました。

「『制服』ではなく、『学校に着ていく服』を検討する。」

前回の検討委員会で「『この検討委員会は『制服』ではなく『標準服』を検討する場ではないか」という委員からの意見を受けた・・、にしても、ぐぐっと踏み込んだ表現です。

これは一体何が起こっているのか?!浜松市は全国に先駆けてすごく踏み込んだ「あたりまえ」(生徒に人権がある状態)を作ろうとしているのかもしれない!?

期待に胸を膨らませながらの第3回制服のあり方検討委員会、どうだったかは次回につづく。


2024年5月7日火曜日

中学生のみなさんへ



 ここに、花見団子があります。

いや、花見団子だけど、もともと3つあったのに、2つしかない。1つ足りない。

食べようと思っていたのに、家族の誰かが食べちゃったのかも!?

そんなとき、あなたは聞きます。「食べたかったのに!なんで1つ欠けてるのっ?」

すると家族がこう答えるかもしれません。「小腹が空いちゃって・・。でも、あと2つ残っているからいいじゃん」

あなた「1つ欠けているのは嫌なんだよ。食べるなら1本まるまる食べて!」

家族「そうします(笑)」

架空の話です。

でも、この会話であなたは自分の思いを伝えられて、相手の考えも聞きつつ、いちおう次回の対策が提示されています。

これが、中学校の制服だったらどうでしょうか。

これを書いている団長夏目は親の立場なので、入学時に高額なことにとても負担を感じました。更に入学後にはほとんど着られないことに無駄を感じました。

そこで制服のリサイクルを始めました。そのリサイクルを進めるうちにより多くの問いを持ちました。

制服は中学生にとって、とても身近なものです。以下のような問いを持つことはごく自然なことだと思います。

なぜ中学生は制服を着る必要があるんだろう?

そもそも制服って何のためにあるの?

なぜ全員同じ服なの?

なぜ暑くても寒くても同じ服装を着なければならないのかな?

制服はとても身近で毎日関わるものなのに、それらの問いを、誰に、どうやって伝えることができるでしょうか。そもそも言う機会がないし、言いやすい雰囲気ではないかもしれません。

たとえ聞けたとしても、こんな会話になるはずです。

Q.「なぜこんな重い制服を毎日着なければいけないんですか?」

A.「決まりだからです」

・・・以上おわり。

さて、団子の会話にはいくつかの大事なポイントがあります。

-花見団子を食べたかった!というあなたの気持ちを相手に伝えていること。

-なぜ団子が1つ欠けているかという問いに、相手が答えてくれていること。

-2つあればいいと思っていたという、相手の考えを聞いていること。

-自分が何が嫌なのかを伝えていること。

-会話を受けて、次はどうするか、話題にされていること。(結果は微妙だけど。)

そう、団子であっても、制服であっても、自分にとって大事なことは、どんなことであっても、「決まりだから」で終わりにせずに、こうしてお互い尊重しあって話し合うことができたらいいと思うのです。

こんどのある中学校の総合学習の時間では団長夏目が自分の問いを周りに伝え、仲間をつくり、進みたいミライに向かっていく道のりのお話をします。

もう一つみなさんにお伝えしたいこと。

特に子どもの場合は、親の庇護下にあるために、親や大人のいうことが、自分の気持ちより尊重されなければいけないと思いがちです。

でも、それはちがいます。

国の法律よりも格上の決まりである「子どもの権利条約」では、子どもたちが「意見をあらわす権利」や「子どもに関するものごとは子どもにとっての最善を考える」「表現の自由」などが定められています。(子どもの権利条約)

日本では30年も前に条約国になったのですが、子どものそうした権利が守られてきたかというと・・・どうでしょうか??

しかし!約30年の時を経た今!

去年から、条約をきちんと推進するための「子ども基本法」がスタートしたのです!(オソッ!)

どんな決まりごとも、子どもの権利条約の精神にのっとって作られた、この法律のもと作らなければいけないことになっています。

だから、あなたは法律に守られて堂々と、そして気軽に意見は言ってもいいし、話し合ってみたらいいと思います。(相手の考えを尊重せずに意見を通すのとは意味が違います)

もちろん、意見がなくても、困ったことがあったら「困った」と伝えてみるのも歓迎されます。

万一受け止めてもらえなかったら、法律を知らない人か、受け止められない何らかの事情があるので、次の大人に伝えてください。キリカエダイジ

現に浜松市も子ども向けに市長へのご意見箱を開けているんですよ!

「団子が1つ欠けてる!」、そんな気軽さで、自分たちのミライを暮らしやすくするために、自分の身近で思ったことを伝えてみませんか?

ミライ制服すすめ団

https://linktr.ee/mirai.susumedan?fbclid=IwAR3x1_kx1d6C-P4e6DpUz-eVpV2kUbflK7y-MJU63wmO5pSuPPGkhp85F6c

2024年4月14日日曜日

市長への子どもご意見箱

昨年4月に施行された 子ども基本法では子どもの声を聞くことが不可欠ということになっているんだけど、施行後も浜松市では特に子どもの権利についての施策はあたらしく発表されてこなかったと思う。
今回 、市長へのご意見箱が子ども用に設置されるという動きがあったというのは嬉しいニュース!
本当は浜松市の子ども計画をしっかり作る必要があると思うけど、丁寧に仕組みを作りながら、とりあえず市長へのご意見箱で窓口が開いているのは今までより良いことだよね。
でも、使っていかないと意味がないので、みんな思ったことはなんでも意見を伝えてみてね!と大人が伝えてね!(これって子どもたちにどう周知されるんだろう?学校にチラシ配布とか?誰か知ってたり目撃してたりしたら教えてください)

記事

2024年1月22日月曜日

第2回制服のあり方検討委員会のモヤモヤ

 前編、後編と分けてレポートしましたが、いかがだったでしょうか。

こちらは公式な議事録ではないので、公式な議事録が出たらまたチェックしてみてください。もっと詳しく、そして正しい内容で読めると思います。

さて、その後、さまざまなメディアが検討委員会で公表されたアンケート結果について報じました。

委員会が終わったときはいい方向に行きそうでよかった!と思っていたのだけど、それらを読んだら、委員会で有識者たち話したことは全く掲載されておらず、とっても残念で、その後2日間ぐらい寝込んでいました(アンケート9000件を毎晩徹夜して読んでいたせいもある)。

さて、冷静になって第2回の検討委員会を受けてモヤモヤしていることを書き出してみます。

1.第一回の検討委員会で「マイノリティの声を拾う」ことが確認されたにもかかわらず、マイノリティの声とマジョリティの声と混ぜてまとめられていた。

2.マイノリティの声はすべて取り上げるべきだと思った。(私はそのリストを作って持っているけれど、資料には載っていなかった=なかったことになってしまった)

3.アンケート結果は、すべて回答者に還元されるべきではないか。自由記述も含めてすべて。なぜ公開しないのだろう。

4.保護者アンケートは翻訳が付いていたのに、児童生徒には翻訳版がなかったという。児童のアンケート回答に「にほんご」としか書かれていない記述があったことを、もっと重くみるべきだったと思う。

5.各学校に委ねたら、統一制服はできないと思うのだけど、その意見に対する奥家部長の回答をメモしそびれてしまった。誰か教えてほしい!

6.ほとんどの委員が事務局の概要版アンケートをもとに意見を出していたので、やはりマイノリティの意見がないことになってしまった。

7.アンケートをすべて読んでも、制服が学校のアイデンティティを表すという記述はほとんどみられなかった(5人以下)のに、依然制服が学校のアイデンティティを表すという意見が出てしまった。

8.社会に出たときに恥ずかしくないようにするより、自尊心が先だと思った。社会は彼らが作るものだから。周りに合わせて自分を変えて自尊心は二の次だというループを止めないと。

などと、いまモヤモヤと考えているので、今度すすめ団のみんなに相談してみよう。

(なつめ)

2024年1月21日日曜日

第2回制服のあり方検討委員会リポート(後編)

 (前編よりつづく)

さて、みなさんの意見が出たところで議長から、どういう議論をしていきましょうか、という投げかけがありました。

基本的に制服については各学校で決めることが基本。制服は学校の歩んできた歴史も色濃く反映していて、校則や制服は委員会発足の前から各学校で進めていることもあり、それは尊重する必要がある。ある学校で「白ソックス廃止」になったとき、いったん百花繚乱になったがだんだん落ち着いたという。私見だが制服も同様の経緯を辿るといいと思う。

各学校で議論を進めるのが基本で、検討委員会は、やっていること自体に意義があり、一定のルールを決めて押し付けるのではなく方向性を示していくのはどうだろうか。制服を存続するとか廃止するという議論はぬいて、不登校の生徒やジェンダーの問題を知らしめたり考えたりするための材料を示すことができるのではないか。といった投げかけでした。


それに対して夏目から「ここでの議論が生徒や先生に届かないと意味がない」と話したところ、ほかの有識者から「掛川市の例のようにわかりやすい資料があるとよい」(※袋井市もある)と話し、議長も「より多く、伝えやすい形でやっていく必要がある」と話しました。ほかに「私服の日を設けたら考える機会になると思う」という意見や、夏目からは「各学校に委ねたら制服の統一は難しいのでは」などの意見が出ました。

他にも「就学援助について知られているのか?」と質問があり、教育委員会から「全学年保護者に制度については一斉配信している」と回答がありました。

最後に、学識経験者の意見を聞きます。

学識経験者|この会は「制服」を決めるのではなく、「標準服」を考える場なだと思った。どの範囲で標準服を決めるか、という議論をしていけばいいのではないか。(標準服って?→)制服は絶対に着なければいけないもので、標準服は、それに似たようなものなら着ていって良い、着なくてもいい、標準からはずれてもよい、というものだ。

学識経験者|制服あるなしの両極端ではなく、混乱が起きないようにすることが検討委員会の役割。統一制服は多様性の両立ありき。統一の制服になると学校のアイデンティティはどうなるのか。基本的なものは同じでバッヂをつけるとか。

まとめとして議長より、

第3回の検討委員会では、柱立てをして議論をしていく、という話がありました。


会の終了後、議事録に掲載されることを確認したのち、改めて、鈴木げんさんと夏目から意見を出しました。

<鈴木げんさん>トランスジェンダーの子どもたちにとって制服が強制されることが耐え難い。苦しい子に「許可している」というのは決定的にダメ。「性自認」とは、「ある人が深く感じている、内的かつ個人的な性別についての経験」(ジョグジャカルタ原則)である。性自認は「自分がそう思っているだけ」ということではなく、「経験」。※別紙資料あり。

<夏目>アンケートの自由記述をすべて読んだ。小学校4年生から「多様性」「ジェンダー」等の人権意識が育っていることがわかった。また、小学生までは制服に対して期待を持っているが、中学に入ると「個性を尊重してほしい」という意見がかなり多くなり、ジェンダーについての問題意識もかなり強くなる。それが中3になるとパタッとなくなる。昨年改訂された生徒指導提要や、今年度施行された「こども基本法」、12月22日閣議決定された「こども大綱」の遵守ができていないのでは。※別紙資料あり

最後に議長から、「子どもだと思っていたが、論点をすでに彼らが持っている。子どもが何を考えているかを中心にすることも大事。第3回は、3月を予定しているが年度をまたいでしまうかもしれない。」と話され、閉会しました。後日教育委員会に議事録が公開されます。正式な記録はそちらをみてね!




第2回制服のあり方検討委員会リポート(前編)

NHKニュースサイトより転載

 12月27日に第2回の制服のあり方検討委員会が開催されました。

まずは、9月10月に行った児童生徒と保護者に向けたアンケートの結果について、教育委員会事務局から報告。

小学校の4年生~6年生の約96%、中学生の83%、そして保護者の57%の回答があり、全6万人近くが回答したとのこと。しかもそのうち自由記述が小中学生各3000件、保護者6000件寄せられて、関心の高さが伺えました。

アンケート結果と議事録については後日正式な資料が公開されるので、ここでは各委員や有識者の意見を紹介していきます。

学識経験者|アンケート結果としては生徒保護者ともに否定的でないことがわかり、相対的には統一した制服を望んでいること、実用的でないこと、圧倒的に値段が高いことがわかった。制服が動きやすいなら校内着はいらないかもしれない。

学識経験者|フォーマルな場で着られないかもしれないがジャージにしたらどうか?ユニセックスだし自由度が高い。1回目の議論でも出た「制服って何なのか?」ということが問題で、制服がアイデンティティと結びつくから、ジェンダーの問題になり、学校としてのアイデンティティも絡んでくる。

有識者|まずは回答率の高さにびっくりした、これだけ不満があってよくここまで我慢していましたね!という感想。アンケートでは制服のサブスクという提案もあり、そういう新しいシステムがあってもいい。また、着替えた制服を置く場所がないなんて、会社ではあり得ない。今すぐにも解消できる。

有識者|すごく高い、いまスーツのほうが安い。

<ミライ制服すすめ団・夏目>(別紙で意見を用意していたものの「あとで話す場を設ける」とのことだったので、とりあえず)小学生までは制服を楽しみにしている子が多いのに、中学になったら着たくない方が圧倒的に多くなる。

有識者|後で詳しくお話するが、制服を着たくないという生徒が72%もいて、トランスジェンダーの子で制服が楽しみという子はひとりもいない。

さて、今回は有識者だけでなく委員の先生方からも意見がありました。

委員|中学生は社会に出る子どもがオトナになる前の準備段階として、大人になるとフォーマルな場面があることを学んでいる。(ほかに自校の制服改善の内容について。)

委員|子どもたちは中学校の制服にあこがれていて、新しい制服が校内に展示された時には子どもたちはキラッキラの目で見ていた。

委員|校則の意義を説明できないものはないか学校に呼び掛け、各学級や生徒会、運営協議会等で話し合い、9月までに全中学校で校則の公開が実現した。制服があったほうがいいという声が多いが、なくてもよいという子がいることも忘れずにおきたい。そもそも「生徒からの要望、提案がない」と学校からのアンケート回答にあったが、これまで聞こうとしてこなかったのが現状だった。

委員|70%も「あったほうがいい」という意見があったことが意外だった。制服がある小学校の「経済的である」という意見が31%であった、2割ぐらいの人が「悩まなくていい」という回答だったことは参考になった。

(後編につづく)

2023年12月3日日曜日

冬休みは傍聴に行こう!



浜松市の市立中学校の制服について話し合う、「制服のあり方検討委員会」が

冬休みに開かれます!

 

中学校の制服について「何が」話し合われているんだろう?

どんな人が話し合っているんだろう?

自分たちの中学校の制服はどうなるの??

身近な制度はどんな話し合いを経て決まるんだろう?

 

検討委員会の傍聴はだれでもOK!気軽に申し込もう!

中学校の先生や生徒も誘ってね。

傍聴を学校の先生や生徒にすすめてみよう!


チラシダウンロード

https://drive.google.com/file/d/1VPSCuscxiqmia9muRqXQC6aP0kNYiPPI/view?usp=sharing


詳しくは浜松市教育委員会のサイトをチェック!

↓↓↓↓↓

 

浜松市立中学校における制服のあり方検討委員会

令和5年12月27日(水曜日)13時30分から15時30分まで

地域情報センター3階第2研修室(中区中央一丁目12-7)

 「傍聴希望申込フォーム」12月20日(水曜日)17時締め切り

2023年9月25日月曜日

TBS系列で放映されました✨ 

浜松でも店舗をもっている「制服のキンパラ」が中古制服のブランドをつくった、というニュースに「ミライ制服すすめ団」として、ちょこっと登場しました。

細かいことだけどミライ制服すすめ団が作った、と言ってほしかった。。おしい。。