2024年6月21日金曜日

第3回制服のあり方検討委員会リポート(後編)


後半は論点として事務局から挙げられた4点が妥当なのかどうか、議論がなされました。

論点1.今の時代における「学校に着ていく服」とは
論点2.なぜ「学校に着ていく服」の検討が必要なのか
論点3.「学校に着ていく服」を検討する上で必要な視点とは何か
論点4.市統一服は必要か

それぞれの論点にこれまでの議論の内容が資料として記載され、今後議論できるように準備されています。ただ、今回は議論の本題というよりは、論点全体についてどう思うかという投げかけが奥家部長からなされました。

鈴木げんさんからは「性自認と記載されているが、人権の話だ」という意見があったり、保護者代表の市P連副会長の方からは「統一服」が論点に入ってしまうと「自由に選べるのに??」という指摘がありました。

それに対して、奥家部長は「論点1~3を詰めていく中で、必要があれば論点4の『市統一服』を扱うつもりだ」と話し、さらに「統一服」という言葉じたいも時代錯誤的なのだが、「これさえ着れば安全」という意味で心理的安全性には寄与するだろうと話しました。

そこで道喜さんが事例として、「北九州スタンダードタイプ」という標準服と制服併用の事例を紹介されました。歴史がある学校ばかりで、しかも浜松市と規模が似ていることから参考になりそうです。また、リユース事業を指定管理で行っているという事例も紹介されていました。興味深いです!

また、夏目からは、この論点1~3は中学校に対する導入の文書の構成として読めるという話をしました。なぜ検討が必要か、どう検討するのかを説明する資料として読めるので、だとすると、3の実行した後の何かもうひと段階「ゴール」のようなものが必要かもしれないと話しました。(ただ、後で考えたら「ゴール」ではなく、「運用」もしくは「評価」だなと思ったので、すごく訂正したい・・)
すると、山本総務課長から「まさにそのつもりで作ったものだ」と回答があり、学校も一緒に議論をしながら考えてほしいという思いを込めているとのことでした。

ほかにも
・ともかく人権のこと、多様性のことを一番に考えてほしい
・標準服は妥当だと思う。脱着可能なアイテムで各学校のアイデンティティを出す
・公正取引についての記述がなくなっているが、検討の際には必要
・72%の学校が業者とのかかわりに悩んでいることの検討が必要

などの意見が出ました。

最後に、「学校に着ていく服」ではなく「学校に着て行ける服」にしようかという話が出て、終了時間に。「着て行ける服」・・、いいな!とその時は思いましたが、あとで考えると「着て行ける服」という響きが「着ることが許される服」という響きに聞こえる可能性もあるので、やはり「着ていく服」とするほうがいいのかなと今は思っています。

論点1~4の検討は積み残したままなので、次回8月30日(金)の第4回検討委員会で議論することになりました。

今回もSNSなどを使って「傍聴に行こう!!!」と方々に呼びかけましたが、平日午後に来られる人がどれだけいるのか!?あまり多くは集まりませんでした。
しかし、今回の浜松市教育委員会の動きは、全国的にみて、すごく、とても、先進的です。子どもが主体であるという、あたりまえのことをすることが、こんなに新しいことなのだと、考えさせられる、まさに「劇場」です。ほんとにみんな来たほうがいいよ!

次回は8月30日(金)14時半~16時です。まだ夏休み中なら、子どもたちにぜひとも来てほしいし、全生徒指導主任に研修として参加してもらいたい!

なお、これまでの検討委員会の議論も相当わくわくします。こちらはすでに議事録や「検討委員会だより」で追うことができるので、酒のつまみでもいいので読んでみてくださいね。

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