新年度の再スタートを切った検討委員会では、委員のうち小中学校校長2名と、教育支援課長、有識者のうち市P連からの代表が交代していたので、まずはそれぞれの自己紹介・活動紹介をしたあと、本題へ。(なお、このリポートは公式ではありません。正確なものは検討委員会の公式ページに掲載される公式な記録をお待ちください。)
事務局から、検討委員会の視点として「特別な配慮ではなくすべての子どもたちの視点」とすること、方向性として「学校に着ていく服」定義を議論したり、それをそれぞれの学校で子どもたちが主体的に検討できるようにすること、そして市内統一服の導入が必要なのではないかと思うので検討してもらいたいという投げかけがありました。
議長の奥家学校教育部長が補足として、「学校に着ていく服」という、新しい概念を導入したことの意気込みを語り、これまでの議論では、「制服」といったときに、狭義の「いわゆる制服」と広義の「学校に着ていく服」の2種類の意味をまぜて話してしまっていたから、狭義の意味では「制服」といい、広義の意味をあえて「学校に着ていく服」といい分けることにしたいという話があり、学校に着ていく服の選択肢として、「制服」の選択肢もOK,他の選択もOK,というガイドラインを示していきたいとの話がなされました。
ミライ制服すすめ団の夏目が「学校に着ていく服」は「登下校時の服」なのか「学校で過ごす服」なのか質問したところ、「登下校も、過ごすときも」着る服、と事務局からの回答。それなら以前有識者の道喜さんが指摘された更衣室の整備の問題も関わってきます。すると奥家部長から、中学校ではいま、更衣室を必置にしようとしていて、当然、ジェンダーに配慮したものになるという話がありました。それはすごい!大きな改革です。
その他、委員や有識者たちからの意見として、
・それぞれの学校でどこまで進んでいるか、どこまで進むかチェックできるアクションプラン(10年単位など)に相当するものを作ったらどうか
・着るものを子ども自身が決められる仕組み、そのための指針をだしていくべき
・画一的な制服ではなく、みんな違うことが前提になるから、「考えなくていいから楽」という考えを手放す必要があり、先生も子どもも覚悟が必要だ
などの話がでました。
そんな話をしていたところ、男女共同参画推進協会の道喜さんが、「そんなに考えさせるのは、娘を持つ親としてどうかと思う」と切り出しました。「そこまで子どもに責任を負わせるのはどうなんだろう」と。
それより「心理的安全性」、つまりどんな服を着ていっても非難されないことが大事なのでは、と意見されました。
「心理的安全性」という視点から、「自分の心理的安全性が確保できれば、他の子も認めて行ける」と、話が広がります。
そして、最初から「自分で考える」のを目指すのではなく、統一の服などの「着ていい服」を設定しつつ、何年かかけて統一服をフェイドアウトしていくのはどうか、等の案が出されました。
ここで学校の先生方はどう思うか、中学校校長の代表の先生に話が振られたのですが、中野校長先生は、正直な感想として「自分はどうしても、学校現場でどうなるかを想像してしまう。いま聞いたようなことをどう学校で具体的にしていくのか、と考えてしまう」と答えておられました。これまでの指導とは全く逆のベクトルの話になっているので、想像ができないのも無理ないと思います。現場にも心理的安全性が必要で、そのためにも無理のないガイドラインが必要なのかもしれません。
後半は論点1~4を検討します。(つづく)

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