2025年3月4日火曜日

こんな理念と方針みたことない!




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今日の午後ひらかれた「学校に着ていく服」のあり方検討委員会の資料をシェアします!!

制服をどうするとか、統一服にするとか、そういう具体的な議論をひとまずおいておいて、なぜ検討するのか、誰のためなのか、と骨太の議論をずーーーーっっっと丁寧にしてきてからの、この会議資料。

「理念」と「目指す方向性」がついに決まりました🎉

こんなに生徒の人権をを理念として掲げた「検討委員会」は、全国のどこの制服ニュースでもみたことありますか?学校単位で行う制服改革を教育委員会が「理念と方向性」でまとめて運用していく、という仕組みも画期的。これは「はままつ方式」として誇っていいと思います❗

こどものことを大事に思っているのは、先生だって親だって地域のひとだって、みんな同じ。だからこそ、「社会で困らないように」と規律を守ることや世間の目、身だしなみを伝えてきたと思うのです。

でも、「こどもは守られるだけの存在ではなく、一人の主体としての人間である」という1989年のこどもの権利条約を日本が批准してから30年あまりもたってやっと、日本でも条約を反映した「こども基本法」ができて、更にやっと、生徒指導のテキストである生徒指導提要にも「こどもの権利」が最初の章に書かれるようになりました。

時代は変わったということ。
大人たちが「こども」とひとくくりにすることから変わらなきゃいけない。一人一人ちがう個人だと。
全体のきまりから外れる生徒を「特別な配慮」で対応するのではなく「そういう子もいるのだ」と大人が学ぶ番だという話も出ました。

そういう意味では「生涯学習」として市民部と協働して各協働センターで取り組むといいという意見もありました。

都立大学の丹野先生が「これは憲法前文のようなものだ」と言っていたけれど、まさにそうだと思いました。この前文をもとに、本文をつむいでいけばいい。

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🔴「学校に着ていく服」の理念・目指す方向性(再提案)

🔵理念
全ての生徒が安心できる「学校に着ていく服」の実現

🔵目指す方向性
①「学校に着ていく服」は、制服を含めて、生徒が安心して学校に着ていける
服の選択肢を増やすことを目指す。
②各学校の方針等は、生徒主体で検討し決定する。
③「学校に着ていく服」は、生徒個人が選択するものであり、他の人から強制
されたり阻害されたりしない。
④子供の成長を支える大人たちが連携し、「学校に着ていく服」の検討や
生徒一人一人の選択に寄り添い、支援していく。
⑤「学校に着ていく服」を通して、生徒は自分や他の人の人権が尊重されて
いること、多様性を認め合うことの大切さを実感できる。 

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